急速な円高が進行、ドル円は一時152円台へ|海外旅行の外貨両替は今がチャンス?【2026年9月】
2026年9月、外国為替市場で急速に円高が進んでいます。
9月8日のドル円相場は一時1ドル=152.89円まで円高・ドル安が進み、約7か月ぶりの円高水準を記録しました。
7月には一時1ドル=164円近くまで円安が進んでいたため、わずか1〜2か月ほどでドル円を取り巻く状況が大きく変化しています。
海外旅行や海外出張を予定している方にとって、円高は「外貨を以前より安く購入できる」方向に働きます。
今回は、なぜ急に円高が進んだのか、外貨両替にはどのような影響があるのか、そして今後外貨を準備する際に知っておきたいポイントを、外貨両替Kaelooが分かりやすく解説します。
2026年9月、ドル円が一時152円台まで円高に
9月8日の外国為替市場では、ドル円が一時152.89円まで下落しました。
ドル円の「下落」は、ドルに対して円の価値が高くなる、いわゆる円高・ドル安を意味します。
同日のドル円は、
始値:154.36円
高値:154.42円
安値:152.89円
終値:153.98円
と、1日の中でも大きく動きました。
9月9日朝も153円台で推移しており、為替市場では円高の流れが引き続き注目されています。
なぜ急に円高になった?主な理由を解説
今回の円高には、ひとつではなく複数の要因が重なっています。
1.日本銀行の追加利上げ観測
大きな材料のひとつが、日本銀行(日銀)の追加利上げに対する市場の期待です。
金利が上昇すると、その通貨を保有する魅力が相対的に高まりやすくなります。
市場では日銀が今後も金融政策の正常化を進めるとの見方が強まり、円を買う動きにつながっています。
特に9月17〜18日に予定されている日銀の金融政策決定会合は、今後の円相場を考えるうえで重要なイベントとなりそうです。
2.円キャリートレードの巻き戻し
もうひとつ注目されているのが、円キャリートレードの巻き戻しです。
円キャリートレードとは、比較的低い金利で円を調達し、それをより高い利回りが期待できる海外資産などへ投資する取引です。
円高への警戒が強まると、こうした取引を解消するために円を買い戻す動きが発生することがあります。
円が買われる
↓
さらに円高になる
↓
キャリートレードを解消する動きが増える
↓
さらに円が買われる
という流れが短期間の値動きを大きくすることもあります。
3.日本への資金還流に対する思惑
日本の投資家が海外資産から国内資産へ資金を戻すのではないか、という見方も円買い材料として意識されています。
市場では年金資金の資産構成をめぐる思惑などもあり、円相場を押し上げる要因のひとつとなっています。
7月の「1ドル164円近く」から状況は大きく変化
今回の円高を考えるうえで注目したいのが、少し前のドル円相場との違いです。
2026年7月には、ドル円が一時1ドル=164円近くまで円安方向へ進みました。
仮に、
1ドル=164円
↓
1ドル=153円
になったとすると、1ドルを手に入れるために必要な日本円が約11円少なくなったことになります。
たとえば1,000ドルを単純な為替レートだけで比較すると、
1ドル164円 → 約164,000円
1ドル153円 → 約153,000円
その差は約11,000円です。
※実際の外貨両替では各サービスが設定する販売レート等が適用されるため、上記は為替変動を分かりやすく示すための単純計算です。
海外旅行で使う外貨を準備する人にとって、円高・円安による差は決して小さくありません。
円高になると海外旅行にはどんなメリットがある?
基本的に円高は、海外で日本円を使う人にとってプラスに働きます。
たとえば、
・海外旅行用の米ドルを購入する
・海外ホテルの料金を支払う
・海外でショッピングする
・海外のレストランを利用する
・現地ツアーを申し込む
といった場面では、同じ外貨価格なら必要な日本円が少なくなる方向に働きます。
これから海外旅行を予定している方にとっては、為替レートを確認しておきたい局面といえるでしょう。
「もっと円高になるまで待つ」は正解?
ここが難しいところです。
「152円まで来たなら、150円や145円になるまで待った方がいいのでは?」
と思う方もいるでしょう。
しかし、為替相場の先行きを正確に予測することはできません。
今回のように短期間で大きく円高になることもあれば、材料ひとつで再び円安方向へ戻ることもあります。
そのため、海外旅行などで外貨が必要になることが決まっている場合は、すべてを一度に両替するだけでなく、
「必要額の一部を先に両替しておく」
という方法もあります。
たとえば1,000ドル必要なら、
500ドルを先に準備
↓
残り500ドルは出発日が近づいてから判断
といった形です。
為替相場を完璧に当てるのではなく、両替時期を分けることで為替変動の影響を分散できます。
外貨両替ならKaeloo
外貨両替Kaeloo(カエルー)は、外貨をもっと分かりやすく、便利に両替できるサービスを目指しています。
「海外旅行に行くので外貨を準備したい」
「手元に残った外貨を日本円に戻したい」
そんなときに、オンラインから外貨両替を申し込めます。
米ドル(USD)をはじめ、ユーロ(EUR)、英ポンド(GBP)、韓国ウォン(KRW)、台湾ドル(TWD)、タイバーツ(THB)、ベトナムドン(VND)、カナダドル(CAD)、オーストラリアドル(AUD)、中国人民元(CNY)など、さまざまな通貨を取り扱っています。
為替相場が大きく動いているときほど、「いま両替するといくらになるのか」を確認することが大切です。
Kaelooでは、Webサイトから現在の両替レートをご確認いただけます。
▶ 外貨両替Kaeloo
https://kaeloo.jp/
円高の今、海外旅行の予定がある方は両替レートをチェック
2026年9月の外国為替市場では、ドル円が一時152円台まで円高方向へ動くなど、短期間で大きな変化が起きています。
今回の円高の背景には、
・日銀の追加利上げ観測
・円キャリートレードの巻き戻し
・日本への資金還流に対する思惑
・日米の金融政策をめぐる市場の見方
など、複数の要因があります。
今後さらに円高が進む可能性もあれば、再び円安へ戻る可能性もあり、為替相場を正確に予測することはできません。
だからこそ、海外旅行や海外出張などで外貨が必要な方は、直前になって慌てて両替するのではなく、為替相場と実際の外貨販売レートを定期的に確認しておくことをおすすめします。
円高局面は、海外旅行の外貨を準備するひとつのタイミングになり得ます。
現在の外貨両替レートは、Kaeloo公式サイトからご確認ください。
▶ 外貨両替Kaeloo
https://kaeloo.jp/
※本記事は2026年9月9日時点の為替市場に関する情報をもとに作成しています。為替相場は常に変動しており、将来の値動きを保証するものではありません。本記事は特定の金融商品の売買や投資を推奨するものではありません。